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ヒアリ(火蟻)、アカカミアリにご注意ください
アカカミアリについて
環境省は、平成29年6月26日に枚方市内に一時搬入されたコンテナから、アカカミアリが発見された旨を発表しました。
アカカミアリの特徴
- 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されています。(所管:環境省)
- 体長は3.0から5.0ミリメートル程度で、体色は全体が赤褐色、頭部は褐色です。
- アカカミアリは、毒を持つため、生きた個体を素手で触ることは、絶対にしないでください。
- 類似の種であるヒアリに比べて毒性は弱く、刺されたことによる死亡の事例は報告されていません。
- 個体は、市販のアリ用の殺虫剤で駆除することが可能です。
平成29年に確認されたアカカミアリ(写真提供:環境省)
ヒアリ(火蟻)について
大阪府内では平成29年に大阪市の湾岸部で発見されて以来、毎年各所で発見事例が報告されています。
ヒアリの特徴
- 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されています。(所管:環境省)
- 体長は2.5ミリメートルから6ミリメートル程度で、全体は赤茶色、腹部は黒っぽい赤色で、おしりに毒針があります。
- ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど、 人体にとって危険な生物です。
- 刺された場合、刺された瞬間は熱いと感じるような激しい痛みがはしり、数分から数十分ではれ上がり発疹がでる場合もあります。
- 巣は、農耕地や公園など、開放的な草地、裸地に多くみられます。 直径25~60センチメートル、高さ15~50センチメートル程度のドーム上のアリ塚をつくります。
- 個体は、市販のアリ用の殺虫剤で駆除することが可能です。
ヒアリ(写真提供:環境省)
ヒアリ、アカカミアリに刺されたら
刺された場合は、安静にし、容態が急変することがあれば、最寄りの医療機関を受診してください。
受診の際は、
- アリに刺されたこと
- アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること
をお伝えください。
ヒアリかもしれないアリを見つけた場合
見慣れないアリを見つけても以前から日本に住んでいるアリの可能性もあります。ヒアリと判断がついていない状況で毒餌を使うと従来からの生物を駆除してしまい、ヒアリ等の新たな外来生物が住みつきやすい環境を作ってしまう可能性があります。
ヒアリについては主に繁殖地から輸入された大型コンテナや商品と共に日本国内に入ってきている例がしばしば見られます。現在の国の方針は港湾施設等での侵入を防ぐ取り組みと国内にアリの巣(アリ塚)を作らせない事を中心としています。
この為、ヒアリかもしれないアリを数匹見つけたとしても、それがアリの集団の一部としてアリ塚を作っている、もしくは作ろうとしている場合を除き、積極的にヒアリであるか否かの識別を行っていません。
数匹ではあってもヒアリであるかどうかを確かめたい場合
環境省の「特定外来生物ヒアリに関する情報」ページでヒアリ相談チャットボットをご利用ください。
【環境省】特定外来生物ヒアリに関する情報<外部リンク>
電話でのお問い合わせ
環境省 ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(年末年始を除く 午前9時から午後5時まで)
※ナビダイヤルがご利用できない場合は06-7634-7300へ
多数のヒアリを発見した場合、ヒアリのアリ塚を発見した場合
河内長野市環境経済部環境衛生課 電話番号:0721-53-1111(代表)
あるいは
ヒアリ相談ダイヤル<外部リンク>(年末年始を除く 午前9時から午後5時まで) 電話番号:0570-046-110
※ナビダイヤルがご利用できない場合は06-7634-7300へ
へご連絡ください。
関連資料
関連ページ
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