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イノシシに出会ったら
イノシシは元来臆病な動物なので、イノシシが平静を保っていれば、こちらから不用意に接近したり、イヌ等をけしかけるなどしない限り、襲ってくることはめったにありません。
もしイノシシに出会ってしまったら
イノシシを刺激しない
見かけても、刺激を与えず、興奮させないことが大切です。棒などを使って追い回したり、石を投げたりすると、逃げたイノシシが他の人を襲う可能性がありますので、そのような行為はおやめください。
ゆっくりと後ずさり
イノシシがこちらに気づいていない、イノシシとの距離が十分ある場合、静かにその場を立ち去りましょう。
もし、イノシシが近づいてきた場合、あわてずにゆっくりと後ずさりして離れましょう。(急に動くと、イノシシが驚いて、思わぬ事故につながります。)なお、犬を連れていると、猟犬と勘違いして襲ってくる場合があります。イノシシが向かってきたときは犬を放すなど、十分に注意してください。
お子様の行動には注意が必要です。近づいたり、からかったりしないように、ご家庭などで十分ご注意ください。
イノシシに出会わないためには
人間の存在を知らせる工夫をしましょう
- 音で知らせる(鈴をつけるなど)
- 夜などに外出するときは光で知らせる(懐中電灯など)
絶対にエサを与えない
(1)餌付けをしない
イノシシの子供(ウリ坊)でも、エサは絶対に与えないでください。人がエサを与え、安全であることを学習したイノシシは人を襲うことがあります。
(2)イノシシのエサ場をつくらない
家庭菜園や田畑の周りに野菜クズなどを放置しないでください。イノシシがエサ場として覚えてしまいます。
(3)ゴミ出しマナーの徹底
ゴミは収集日の朝に指定された場所に出しましょう。また、袋の口をきちんと結び、ゴミ散乱防止用ネットをかけるなど、ゴミ出しのマナーを守りましょう。
知らないうちに「餌付け」を行っている場合がありますので、再度点検し、イノシシを呼び寄せない環境づくりをしましょう。
イノシシによる被害を受けないために、皆さんのご協力をお願いします。
(大阪府ホームページより)