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大阪府河内長野市役所 > 各課のページ > 子ども・子育て総合センターあいっく > 最近、子どもがとても無気力に見えます。子どもの『うつ』という言葉を耳にしますが、詳しく聞きたいです。

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最近、子どもがとても無気力に見えます。子どもの『うつ』という言葉を耳にしますが、詳しく聞きたいです。

印刷ページ表示 更新日:2025年5月30日更新
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答え

まず、子どもが無気力になったり、身体がだるいと訴えたりすることについて、思いあたるところはないでしょうか。

例えば、

  • 友達関係で悩みを抱えている
  • 学習が難しくなっている
  • 学校で思うように行動できなかった

などということはないでしょうか?

そのようなことがある場合、一緒にその問題を解決していくことで、これらの状態が軽減されていきます。
一方で、子どもの病気の症状である場合もあります。

『うつ病』は、成人の病とされていましたが、最近になり、子どもの『うつ病』は、稀な病気ではないことが分かり、新聞紙面でも特集され注目されています。

現在の研究では、子どもの『うつ病』は、7歳以降に出現し10歳頃から増加すると言われています。

子どもの場合は、「寂しい」・「悲しい」といった落ち込んだ感情を言葉にすることは少なく、

  • 好きなことも楽しめない
  • 友達と遊ばなくなった
  • 集中出来ない
  • 食欲がない
  • 何となく全身が重い
  • 身体の力が抜けたような感じ

などといった表現をします。

また、頭痛やめまいという訴えがあったり、不登校になったりすることもあります。

子ども自身、<どうして動けないのか?>、<怠けているだけではないか?>、と自分に焦燥感を持っている場合も多く、家族や周囲が病気について、しっかりとした理解を持って、子どもに接する必要があります。

軽症の『うつ病』が急激に増えていると言われ、「脳のかぜ」のようなものとも捉えられており、特別な病気ではなくなってきています。薬の効果も期待できるようになっています。