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岩湧寺

印刷ページ表示 更新日:2018年12月20日更新
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大宝年間(701~704)に修験道の開祖 役小角(えんのおづぬ)が開基したお寺。山伏たちの修験道場として栄えました。境内には本堂と三間二層の多宝塔があり、本尊の大日如来坐像とともに国の重要文化財に指定されています。始めは天台宗であったが、明治に融通念仏宗に帰依し現在にいたっている。境内のカヤの大木は河内長野市の天然記念物に指定されています。

岩湧寺

雪の中の多宝塔

 

 

雪の中の多宝塔

多宝塔の本尊である大日如来坐像(重要文化財)は、桧材寄木造、像高88.7センチメートル、金剛界像で智挙印を結び、平安時代末期の作といわれています。

同じ塔内の愛染明王坐像(市指定文化財)は鎌倉時代の作です。

現在はどちらの像も、堺市博物館に寄託されています。

 

カヤの大木

 

 

カヤの大木

カヤはイチイ科に属する針葉樹です。雄と雌の株があり、4月ごろに花が咲きます。実は楕円形で、カヤ味噌の原料等として食べることができます。

岩湧寺のカヤの木は、平成14年に河内長野市が天然記念物として指定しました。樹高が20m、幹周が5.97m、樹齢400年。(平成14年時点)