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「探訪4月の森 春のごちそう」を実施しました
みんなで春のおすそ分けを頂きました
4月26日金曜日、四季彩館では、今年から観察会をリニューアルした 「探訪岩湧の森」を実施しました。4月のテーマは「春のごちそう」です。四季彩館の周辺で野草を摘んでみんなで香りや匂いを味わいました。
観察しながら野草を採取しました
水辺ではウワバミソウを摘みました
カキドオシ(シソ科)を摘みました。みなさんに人気がありました。
ヤブガラシ(ブドウ科)です。都会でも土手やフェンスに絡みつくことから、ビンボウカズラとも呼ばれています。
成長が早く他の植物の上を覆い尽くして、藪も枯らしてしまうほどの繁殖力を持っています。夏にオレンジ色の花を付けます。
ウワバミソウ(イラクサ科)地方名でミズとも呼び、水辺に多い。茎の部分を食します。刻むとねばねばしてきます。
ヤブカンゾウ(ユリ科) これは四季彩館下の野草園から頂きました。なるべく地中に近い白い部分を食します。
ノビル(ユリ科) これも野草園の上の土手から頂きました。根っこが球根になっていますが、引っ張っただけでは千切れてしまいました。球根の生食は少し苦みがあり苦手な方もいらっしゃいました。
採取した物はみんなで確認しました
今回採取した野草6種類です
食べてはいけない物や危険な物も紹介しておきましょう。
ムラサキケマン(キンポウゲ科)
マムシグサ(サトイモ科)
ホウチャクソウ(ユリ科)
おなじみのアジサイです。毒があります。
ここで紹介した植物は山ではほんの一部です。
場所や時期が違ったりすると見分けが付かず、間違える危険性がよくあります。個人の判断での採取は大変危険ですので、経験のある方と必ず同伴してください。またご自身の体調が悪い時やアレルギーなど敏感な方も沢山の摂取はお控えください。
ほんの少し自然のおすそ分けを頂く気持ちが大切です。