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3月15日しいたけづくりを実施しました
今年もしいたけの植菌をしました。
3月15日「しいたけづくり体験」を実施しました。おかげさまで今年で19期になりました。
今年から参加者の皆さんに今まで以上に、「しいたけ」の事を理解していただく為に、原木の「葉枯らし」の様子の観察や原木の「玉切り作業」も体験して頂きました。参加者18名で50本の原木に植菌しました。2年後の収穫を目指してみんなで管理していきます。
しいたけに使用する原木は主にドングリのなる木で、シイ類、カシ類、ナラ類が使われます。今回四季彩館で使った樹は「コナラ」の樹を使いました。伐採してすぐには樹木の水分が多いため、山で葉のついたまま寝かして少し乾燥させます。(葉枯らし)
伐採の時期や玉切りの時期などは原木の種類や年数で変わってきます。
玉切り作業
原木を90センチメートルにカットします
原木を運搬します
植菌作業
ドリルで穴を開けます
種駒を打ち込んでいきます
今回使用した種駒は「菌興241号」という春と秋の2回しいたけが発生するタイプのものです。その他にも」いろいろなタイプのものが開発されています。
種駒は購入したら出来るだけ早く打ち込んで使い切る事が大事です。
仮伏せ作業
原木の運搬も大変です。
藁とシートでで保温して暖かくなるまで待ちます
2年後の収穫を目指して
2年後の収穫を目指して参加者の皆さんとしいたけを育てていきたいと思います。
今後の作業としては「仮伏せ」の状態からホダ木を立てた状態で管理する「本伏せ作業」、春と秋の収穫前にホダ木の天地(上下)を入れ替えて発生を促す「天地返し作業」があります。