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2月15日 わら草履を作りました
2月15日 わら草履を作りました
藁に触れて昔体験!
2月15日四季彩館で「わら草履づくり」を体験いただきました。藁(ワラ)を目にする機会も少なくなった現代。藁の特性を知り、ひとつの活用法として「わら草履」を編んでいただきました。皆さん初体験ではありましたが、なんとか完成することができました。

しなやかで長い餅藁を使います

先ず、藁を打ち柔らかくします

芯となる縄を綯い(ない)ます

スイスイ綯えるようになり、楽しい作業です

私もそうでしたが、綯えるようになれば簡単なことなのですが、綯い方を伝えることが難しいなぁと感じました。縄綯いをマスターすればなんとも楽しい作業なのです。弱々しい藁が縄となって強く生まれ変わることに感動しますよ!
この芯縄が草履の出来栄えに大きく影響します。同じ太さを保ちつつ、滑りをよくするために美しく仕上げなければなりません。自分の身長よりも長く作る必要があります。
これで準備が整いました。草履編みのスタートです。

つま先部分から編みはじめます

この辺りで鼻緒を付けます

鼻緒は、藁に布を巻いて付けました。少しソフトに見た目に華やかになります。
藁入りの布を綯い余りは編み込んで頑丈に取り付けます。その後また藁で編み進み、かかと部分の始末をします。前緒を付けて整えれば完成です。
皆さん二つ目はスムーズに短時間で作ることができました。

芯縄を引き込むと、かかと部分が完成

最後に前緒をつける
「わら草履」完成です

素足で頑張りました

やっと完成しました~

皆さん藁にまみれながら奮闘し、完成まで頑張っていただきました。
両足の形やサイズを揃えるのは難しいものです。2足3足と作るにつれコツをつかむことができます。藁を持ち帰りご自宅でも挑戦して下さった方もおられます。わら草履の履き心地を体感して下さいね!
ふんわり暖かくて、足によくなじみます。わら草履で出かけてみようかな~注目されそうですね!

子供達は外で大縄を楽しみました。
縄は、しばらく四季彩館で用意しています。
縄とびを体験してみませんか