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「探訪4月の森 春の森を歩く」を実施しました
「探訪4月の森 春の森を歩く」を実施しました
最高の青空の下で
4月15日水曜日、第6駐車場で参加の皆さんをお出迎え。平日ということもあり、女性ばかり11名の参加となりました。列の先導とビデオ撮影にボランティアスタッフさん2名が、同行ししてくださいました。準備体操を済ませて「すぎこだちの道」を登ります。
地面のどんぐりがあちこちで発芽
ザイフリボクが満開に
4月の探訪岩湧の森は、コバノミツバツツジの見頃に合わせた日程で実施しました。今回歩いたコース「すぎこだちの道」や「編笠山」方面には、この木がたくさん自生しています。葉っぱの展開前に咲く鮮やかなピンク色のツツジは、山歩きの疲れを癒してくれました。
桜満開の景色を望む
岩湧山やダイヤモンドトレールを紹介
細い通路を一列になってゆっくりと進みます。森の中は木漏れ日が差し、足元には先日まで咲いていた白いタムシバの花弁が散っていました。アカマツの多い林には松ぼっくりをかじった食痕が。ひとりで静かに歩いていると、ここでリスやヤマドリに出会うこともしばしば。この日は人の気配を察知して、どこかに隠れていたのかな?
カラスやリスの巣を観察したり、巣づくりに忙しいヒガラにも出会えました。私達が巣穴の近くにいたせいで巣穴に運べず困っていたようです。巣の存在を知られたくないヒガラの気持ちをわかってあげられずごめんなさい。
カラスの巣がありました
巣材をくわえたヒガラ
1時間半かけてゆっくり「すぎこだちの道」を登り終え、ちょうどお昼になりました。杉林の中には皆さんをお迎えする間伐材のベンチやテーブルがセッティングされていました。男性スタッフがせっせと準備をしてくれていたものなのです。
眼下のヤマザクラは三分咲きでしたが、杉の木陰で美味しいお弁当を快適にいただくことができました。
午後からは「編笠山」に登ります。途中、金剛山、二上山、生駒山などの山々を山に詳しいボランティアスタッフの岡本氏から説明を受け ました。また、同じくボランティアスタッフの杉田氏によりビデオ撮影をしていただきました。
皆さんがお住まいの町も見えましたか?
背後には岩湧山も覗いています。山焼き直後の茅原は真っ黒こげでした。
コショウノキ
シキミ
編笠山山頂から少し足をのばして「タツガ岩」まで。
ここからは西の槙尾山方面が見渡せます。遠くに関西国際空港橋が見えました。
今日の山歩きで45キロメートルのダイヤモンドトレールを少し内側から見渡せたことになります。
大阪を南東に囲む山々の自然を感じ、そこに棲む生き物の存在にも触れることができました。
お疲れ様 四季彩館に到着です おべんとう広場は桜が満開でした
イロハモミジの花も咲いていました
平成26年4月15日(水曜日) 午前10時~午後3時30分
春の青空と満開の桜とコバノミツバツツジの花。日和に恵まれた一日でした。ゆっくりと約3時間の山歩きをしましたが、みなさん元気に四季彩館へ戻ってくることができました。
平成26年も岩湧の森のオススメの時期にオススメの場所へご案内しようと企画しています。広報やホームページをご覧いただき是非ご参加下さい。