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河内長野市が、宇陀市(奈良県)、九度山町・高野町(和歌山県)と連携して申請しておりました「女性とともに今に息づく女人高野~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地~」が、日本遺産に認定されました。
高野山は、近代まで「女人結界」が定められ、境内での女性たちの参拝は叶わなかった。そんな時代にあっても女性たちの、身内の冥福を祈る声、明日の安らぎを願う声を聴いていた、「女人高野」と呼ばれるお寺があった。
優美な曲線を描くお堂の屋根、静かに願いを聴いている柔和なお顔の仏像、四季の移ろいを映す周囲の樹々、これらが調和した空間を『名所図会』は見事に実写し、表現した。そこに描かれた「女人高野」は時を超え、時に合わせて女性とともに今に息づき、訪れる女性たちを癒し続けている。
天野山金剛寺(河内長野市)、宀一山(べんいちさん)室生寺(宇陀市)、慈尊院(九度山町)、不動坂口女人堂(高野町)など
女人高野についてガイドをされる方が、日本遺産「女人高野」のストーリーや構成文化財などをより一層理解していただけるよう、紹介冊子を作成しました。
日本遺産「女性とともに今に息づく女人高野」を紹介した動画はこちら