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重文 大日如来坐像(多宝塔安置)

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区分(有形文化財)種別(彫刻)

重要文化財 木造 大日如来坐像 (多宝塔安置)

mokuzou Dainichinyorai-zazou 一躯

所在地 河内長野市加賀田
所有者 岩湧寺
時代 平安
指定年月日 昭和31年6月28日
寄託先 堺市立博物館

重要文化財 木造 大日如来坐像 (多宝塔安置)の画像1重要文化財 木造 大日如来坐像 (多宝塔安置)の画像2

 多宝塔の本尊の木造大日如来坐像は、智拳印(ちけんいん)を結ぶ金剛界の大日如来像です。像高88.7cmのヒノキの寄木造で、彫り方の特徴などから平安末期から鎌倉時代の作といわれています。岩湧寺多宝塔の本尊として作られたものではなく、いつ頃か明らかではありませんが、加賀田村の久保宗秀という人物が、古仏を買い求めて、塔に安置したことがこの像の底面に書かれています。現在は、堺市博物館に寄託されています。

 

わがまち文化財探訪 平成21年7月号

 

参考文献:河内長野市役所(1973)『河内長野市史 第十巻 別編二』

 

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