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重文 遊仙窟 元亨元年加点奥書
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更新日:2019年4月17日更新
区分(有形文化財)種別(書跡・典籍・古文書)
重要文化財 遊仙窟 元亨元年加点奥書
Yuusenkutu Genkougannenkatenokugaki 一 帖
所在地 | 河内長野市天野町 |
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所有者 | 天野山金剛寺 |
時代 | 鎌倉 |
指定年月日 | 平成26年8月21日 |
『遊仙窟』は、唐(とう)の張文成(660頃~740)が撰した伝奇小説である。
日本には、8世紀初めにもたらされ、『万葉集』をはじめ上代文学に多大な影響を与えた。
本書は、鎌倉時代後期に書写された、現存最古の写本として貴重である。また、巻末には訓読伝授に関する伝承を記しており、漢籍受容史上にも注目されるものである。
南海・近鉄「河内長野」駅下車、南海バス「天野山」下車すぐ