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国宝 剣
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更新日:2018年10月11日更新
区分(有形文化財)種別(工芸品)
国宝 剣無銘、附、黒漆宝剣拵
Ken mumei tuketari kuro-urushi-houken-koshirae 1口
所在地 | 河内長野市天野町 |
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所有者 | 天野山金剛寺 |
時代 | 平安 |
指定年月日 | 昭和28年3月31日 |
この剣は、平安時代に作られたものです。戦いで使う武器ではなく儀式で使う剣です。剣は、刀身の部分と柄の部分に分かれており、それぞれ造られた時代も違うようです。刀身は、幅3.3cm、長さは62.2cmあり、大きな部類ではありませんが、両方に刃が付き、美しい姿をしています。非常に精巧につくられていることからも価値が高く、国宝に指定されています。拵え(柄の部分)は、三鈷柄(さんこえ)と呼ばれ、密教の儀式によく使われる三鈷杵(さんこしょ)と同じ独特の形をしています。この柄は、鎌倉時代に作られたようです。
金剛寺中興の祖と呼ばれている阿観上人(あかんしょうにん)が使っていたと言われています。
南海・近鉄「河内長野」駅下車、南海バス「天野山」下車すぐ