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重文烏帽子形八幡神社本殿
区分(有形文化財)種別(建造物)
重要文化財 烏帽子形八幡神社本殿
桁裄三間、梁間二間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺
Eboshigata-hatiman-jinja-honden
所在地 | 河内長野市喜多町 |
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場所 | 烏帽子形八幡神社 |
時代 | 室町 |
指定年月日 | 昭和15年5月14日 |
烏帽子形山の東麓に位置します。発見された棟札(むなふだ)によると、文明12年(1480)に石川八郎が建立したことがわかります。また江戸時代初め、この地の領主で最後の烏帽子形城主であったと言われている甲斐庄喜右衛門正房の子、旗本甲斐庄喜右衛門正保が、元和3年(1617)に四天王寺の普請奉行を勤め、その時の余材を使用して元和8年に神社の修繕を行ったと記録されています。
本殿は桁行3間、梁行2間の入母屋造、檜皮葺きの建物です。正面三方に縁をめぐらして、正面中央に擬宝珠をつけた5段の階段がつけられています。
また神社には徳寿院蒿福寺という天台宗の神宮寺がありました。この寺のものである鐘が奈良県五條市西吉野町賀名生の堀家に伝えられています。その銘文に河内蒿福寺と康元元年(1256)の年号が見られます。
参考文献:河内長野市役所(1973)『河内長野市史 第十巻 別編二』
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