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重文金剛寺食堂
区分(有形文化財)種別(建造物)
重要文化財 金剛寺食堂
桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、本瓦葺、正面軒唐破風付、本瓦葺
Kongouji-jikidou
| 所在地 | 河内長野市天野町 |
|---|---|
| 場所 | 天野山金剛寺 |
| 時代 | 室町 |
| 指定年月日 | 昭和16年11月6日 |
食堂は重要文化財に指定されており、入母屋造で瓦葺となっています。和様のデザインで建てられていますが、正面に唐破風とよばれる檜皮で葺かれた飾の屋根が付けられて、屋根の下は「吹放」とよばれる壁がなく開放的なスペースとなっています。現在の建物は室町時代のものとされていますが、鎌倉時代初期のできごとを伝える文書にもこの建物のことが登場するため、何度かの立て直しがあったようです。
本来、食堂は文字通り、僧侶が集まって食事をしつつ作法を身につけ、自分を高めるための修行をする場所です。しかし古文書の記録によると、金剛寺では現代の国会議事堂のように、寺の重要事項を決定するための話し合いをする場に使われたようです。このような話し合いは「一同衆議」と呼ばれました。この建物が登場するもっとも古い文書にも、衆議について書かれています。その後、南北朝時代には後村上天皇がこちらで政治を執りおこない、「天野殿」とも呼ばれていました。この時に使われた建物がまさに今、建っている建物と同じものである可能性が高いといわれています。
南海・近鉄「河内長野」駅下車、南海バス「天野山」下車すぐ
