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市指定 加賀田神社のオコナイ

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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区分(民俗文化財)種別(無形民俗文化財)指定番号(無民3)

市指定文化財 加賀田神社のオコナイ

Kagatajinja-no-Okonai

所在地 河内長野市加賀田
所有者 加賀田燈正会
時代 江戸~
指定年月日 平成17年8月1日

市指定文化財 加賀田神社のオコナイの画像1市指定文化財 加賀田神社のオコナイの画像2

市指定文化財 加賀田神社のオコナイの画像3

この行事は市内旧加賀田地区の氏神、加賀田神社に350年近く伝わるもので、現在は正月3日に行われています。
もとは旧正月8日に執り行われていましたが、生業(なりわい)の関係もあり、昭和三十年代から正月三日に変更されて現在に至っているということです。
 また、もとは、修正会(しゅしょうえ)とよばれていまいした。
 修正会は仏教行事ですので、神事は、神仏習合の信仰形態を残したものです。
 仏像の形をしたご神体を拝んでから、餅を転がしたり叩いたりすることによって、五穀豊穣・無病息災を願い、悪霊を追い払い、自然と座員の冬枯れの生命力の蘇生を願う神事儀礼であったことがわかります。
 また、神事を取り仕切っている組織を宮座といいます。昔は旧加賀田地区以外にも市内各地区にこういった宮座がありましたが、現在はこの地区にしか残っておらず、厳密に男系長子により伝えられているもので、古い宮座の形式を残す貴重なものです。