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市指定 岩湧寺のカヤ
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更新日:2018年10月11日更新
区分(史跡名勝天然記念物)種別(天然記念物)指定番号(天3)
市指定文化財 岩湧寺のカヤ
Iwawakiji-no-kaya
所在地 | 河内長野市加賀田 |
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所有者 | 岩湧寺 |
樹齢 | 450~550年 |
指定年月日 | 平成14年3月29日 |
カヤの木は、イチイ科に属する針葉樹であり、市内では長野神社のカヤの期が幹周4mで府内最大という理由で大阪府の指定を受けている。
岩湧寺のカヤの木は岩湧山中腹の岩湧寺境内、重要文化財多宝塔の南側にそびえ立っている。樹高は約20mを測り、幹周は597cmある。根元付近に空洞があるものの、幹と枝は中程から三方に分岐し、華麗な樹形を示している。樹齢は450~550年と見られ、その当時岩湧寺を目指した修験者が植栽し、その後岩湧寺により保護されてきたと考えられる。
周辺は樹齢400年を越える杉や檜の生産林に囲まれており、独特の景観を作っている。また付近には茅場があり、岩湧山一帯に貴重な自然環境が保全されている。