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市指定 愛染明王坐像
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更新日:2019年4月17日更新
区分(有形文化財)種別(彫刻)指定番号(彫11)
市指定文化財 木造 愛染明王坐像
mokuzou aizen-myouou-zazou 像高58.8cm 一躯
所在地 | 河内長野市加賀田 |
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所有者 | 岩湧寺 |
時代 | 平安~鎌倉 |
指定年月日 | 昭和45年3月27日 |
寄託先 | 堺市立博物館 |
岩湧寺多宝塔内に安置されていたが、現在は堺市博物館に寄託されている。
三目六臂(ろっぴ)の忿怒(ふんぬ)像である。寄木造り(よせぎづくり)、彫眼、頭部は耳後にて前後二枚につぎ、挿首とする。胴部は前後二枚でつぎ、六臂は両肩・肘・手首とつぐ。膝部は、横木の別木つぎである。怒髪は後補、持物はすべて欠如し、台座も後補である。
制作時期は、十二~十三世紀とみられる。
参考文献:河内長野市役所(1973)『河内長野市史 第十巻 別編二』