○「非核平和都市宣言」に関する決議
昭和59年9月28日
決議
真の恒久平和と安全は、人類共通の願望である。
しかしながら、近年世界において軍備の拡張は依然として続けられ、地球を滅亡させる核戦争の危機に深刻な脅威を与えている。
我が国は、世界で唯一の核被爆国として、全世界から永久に核兵器を追放するために全力を注ぎ、再びその惨禍を絶対に繰り返させてはならない。
我が河内長野市においても日本国憲法に掲げられた恒久平和主義の理念を市民生活の中に生かし、継承させていくことが、地方自治の基本条件の一つであり、これがなくしては緑の健康都市を標ぼうし、河内長野市民憲章のめざすよりよき社会環境は望めない。
よって、河内長野市は市民総意のもと、政府に対し国是である非核三原則(作らず、持たず、持ち込ませず)の厳守を求めるとともに、あらゆる国のあらゆる核兵器も拒否し、全世界に核兵器の廃絶を強く訴え、ここに非核平和都市となることを宣言する。
以上決議する。