(目的)

第1条　この要綱は、在宅で生活する寝たきり高齢者等に対し、布団、毛布等の寝具の洗濯乾燥サービス(以下「サービス」という。)に係る費用の一部を助成することにより、衛生的な日常生活環境を保持し、福祉の増進を図ることを目的とする。

(助成対象者)

第2条　この要綱により助成を受けることができる者(以下「助成対象者」という。)は、本市に居住し、かつ、住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)に基づき本市の住民基本台帳に記載された65歳以上の在宅で生活する者で、寝たきり状態や失禁等により頻繁に寝具の洗濯乾燥が必要と認められる者とする。ただし、次に掲げる者は除く。

(事業者)

第3条　この要綱に基づきサービスを行う事業者は、河内長野クリーニング協力会(以下「協力会」という。)とし、協力会に加入する協力店は、助成対象者に適正なサービスを行うものとする。

(助成内容)

第4条　市は、助成対象者に対し、サービスに要する経費として市と協力会との間で定める費用の一部を助成するものとする。

(申請の方法)

第5条　前条の助成を受けようとする助成対象者は、河内長野市寝具洗濯乾燥サービス助成券交付申請書(様式第1号)を市長に提出しなければならない。この場合において、当該助成対象者が申請できないときは、代理人が代わって申請することができる。

(助成の決定及び通知)

第6条　市長は、前条の規定による申請を受けたときは、助成対象者の状況の確認を行い、サービスを行うことが適当であると決定したときは河内長野市寝具洗濯乾燥サービス助成券交付決定通知書(様式第2号)及び河内長野市寝具洗濯乾燥サービス助成券(様式第3号。以下「助成券」という。)を、却下することを決定したときは河内長野市寝具洗濯乾燥サービス助成券交付却下通知書(様式第4号)を助成対象者に通知又は送付するものとする。

(助成券)

第7条　前条の規定により助成券の送付を受けた助成対象者(以下「助成決定者」という。)は、第3条に規定する協力店に対し、サービスの利用に係る費用の一部として当該助成券を提出するものとする。

(費用の請求及び支払い)

第8条　協力会は、前条の規定により提出を受けた助成券を毎月末にとりまとめ、河内長野市寝具洗濯乾燥サービス料金請求書(様式第5号)に添付し、翌月の10日までに市長に提出するものとする。

(補則)

第9条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。