(目的)

第1条　この要綱は、特別支援学校並びに河内長野市立の小学校及び中学校に設置する特別支援学級(以下「特別支援学級」という。)に在籍する児童及び生徒(以下「児童等」という。)の保護者に対して交通費の一部給付金(以下「給付金」という。)を支給することにより、児童等の通学支援を図り、もって市民の福祉の向上に資することを目的とする。

(受給対象者)

第2条　給付金は、次の各号のいずれかに該当する者に対して支給する。

(給付金の額)

第3条　前条第1号及び第2号に該当する者に支給する給付金の額は、次の各号のとおりとする。ただし、年度の途中で同条各号に該当するに至った者又は第5条各号の規定により受給資格を喪失した者の給付金の額は、月割りにより算出した額とする。

(支給方法)

第4条　給付金は、前期分(4月から9月まで)及び後期分(10月から3月まで)に分割し、それぞれ9月及び3月に年額の半額の第2条第1号に該当する者の場合にあっては6,000円、第2条第2号に該当する者の場合にあっては3,000円を支給する。

(受給資格の喪失)

第5条　市長は、給付金の支給を受ける者が次の各号のいずれかに該当するときは、給付金を支給しない。

(受給申請)

第6条　給付金の支給を受けようとする者は、河内長野市障害児童及び生徒の保護者に対する交通費の一部給付金申請書(様式第1号)を本市教育委員会を経由して市長に提出し、申請するものとする。

(支給決定通知)

第7条　市長は、前条第1項の申請があった場合は、給付金の支給の可否を決定し、河内長野市障害児童及び生徒の保護者に対する交通費の一部給付金支給決定通知書(様式第2号)又は河内長野市障害児童及び生徒の保護者に対する交通費の一部給付金不支給決定通知書(様式第3号)により当該申請者に通知しなければならない。

(給付金の返還)

第8条　市長は、給付金の支給を受ける者が虚偽その他の不正な手段により給付金を受けようとし、又は受けたときは、給付金の支給決定を取り消し、又は給付金の返還を命じなければならない。

(委任)

第9条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、教育委員会が別に定める。