わがまち文化財探訪・番外編14

 長野遊園地(長野公園)
わがまち歴史散歩
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所在地 末広町


長野遊園地の図(明治44年)
(『高野登山鉄道沿線遊覧案内』澤田源太郎氏収集資料)

  今年は、府営長野公園(長野地区)の前身にあたる長野遊園地が開園して100周年を迎える記念の年です。
 長野遊園地は、高野登山鉄道が地元有志の協力を得て、河内長野駅東側の諸越長者屋敷跡と伝わる地に、観光の目玉として遊園地を設けたことに始まります。河内長野の温泉や自然を活かして、明治41年(1908)5月21日に開園しました。
 遊園地には、サクラやカエデなどが植えられ、遊具や運動場などの娯楽施設や食堂・旅館などが整備されました。人工的な娯楽とともに、春にはサクラ、夏には新緑やホタル、秋には紅葉など四季の魅力を十分に味わえることから、長野温泉とともに行楽客でたいへん賑わったようです。現在の長野公園でもひときわ目を引く回廊は、大正3年(1914)に作られました。
 高野登山鉄道は、大正4年に大阪高野鉄道と改称し、大正11年には南海鉄道(現在の南海電気鉄道株式会社)と合併し、遊園地の経営も南海鉄道に移りました。その後、昭和25年に大阪府に委譲され、長野遊園地を含めた天野山や観心寺地区と併せて、昭和26年に府営長野公園として開園しました。
 長野公園は、現在も市民の憩いの場です。100年前の人々も見たであろう四季折々の自然の美しさを楽しむために、足を運んで見てみませんか。

広報「かわちながの」平成20年5月号


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