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防ごう!感染症

印刷ページ表示 更新日:2020年12月4日更新
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大阪南医療センターと河内長野市との連携協定に基づく取り組みの一つとして、感染症予防について、3回シリーズでインタビューを行いました。

第1回 食事から見た感染予防(9月号広報掲載記事)

大阪南医療センター
栄養管理室長
須賀さん

インタビュー写真

―普段はどんなお仕事をされていますか?
大阪南医療センターでは複数の栄養士と調理スタッフで患者様の栄養・食事管理をしています。今は特に厳重な感染対策のもと、安全安心な食事の提供を続けています。新型コロナウイルスが発生した1月以降は、アルコール消毒を強化しています。
―私たちが自宅で気をつけることはありますか?
調理の下準備で野菜はしっかり洗いましょう。まな板で食材を切る時は順番も大切です。先に野菜、最後に肉や魚を切りましょう。野菜用と肉魚用でまな板や包丁を分ければなお安全です。
―感染予防に効果的な食事はありますか?
テレビなどで免疫力をあげる食材や料理が取り上げられますが、特定の食品に頼るのではなく、栄養バランスの取れた食事を3食摂ることが大切です。高齢者は消化や吸収をよくするため、1日の食事量を4~5回に分けることも良いと思います。
暑い時期に栄養を摂るには、調理方法の工夫も必要です。夏バテしないよう、消化の悪い献立は控えましょう(例=生野菜サラダ、お茶漬け、コシの強い麺類、揚げ物など)。生野菜なら栄養素の吸収率は7割ですが、加熱した野菜なら消化が良く9割近くは吸収されます。
―食事以外の予防策は?
寒くなると、様々な感染症が流行します。新型コロナウイルスだけでなく、ノロウイルスやインフルエンザなどがありますが、予防対策は共通しています。
例えば、家族に下痢や発熱などの症状が出たら、利用後のトイレやドアノブを塩素系漂白剤を薄めた次亜塩素酸ナトリウムで消毒してください。また、入浴の順序は症状のある家族を最後にするなどの配慮も必要です。感染症が疑われる場合は、外出を控え、必ず専門家の指示のもと行動してください。
ご家族みんなで、健康管理に取り組み、家族間の感染を減らしましょう。

第2回 生活の中に感染症対策を(10月号広報掲載記事)

大阪南医療センター
感染対策室
感染管理認定看護師
峰岸さん

主旨消毒剤を説明する峰岸さん

―普段はどんなお仕事をされていますか?
当センター唯一の「感染管理認定看護師」として、院内の感染リスクを減らすため、療養環境の整備、職員への研修、患者さんからの相談などに対応しています。
新型コロナウイルス感染症対策では、正確な情報を伝えることが混乱を防ぐ方法だと改めて実感しました。
―感染予防に必要なことは何ですか?
まずは、もらわない、うつさない、拡げない。できるだけマスクをつけ、石けんと流水による手洗いやアルコールによる消毒で手を清潔に保ちましょう。毎日の体温測定で感染兆候にいち早く気づき、他者への感染を防ぎましょう。
ウイルスや細菌はゼロにはできませんが、その量を減らすことが大事です。そこで、自宅や職場では、よく触る場所の拭き掃除が効果的です。
―掃除にコツはありますか?
ウイルスや細菌は目に見えませんが、身近にある物の表面に付着し、人の手を介して拡がります。
自分や家族の行動を振り返ってみてください。ドアノブ、電気スイッチ、携帯電話、リモコン、引きだしの取っ手などを触りませんか。立ち上がる時には、テーブルの裏側や椅子の座面の裏側もつかんでいませんか。
そこを濡れたタオルやキッチンペーパーで拭き取りましょう。1日1回以上、一方向にゴシッと圧をかけて。行き来して拭くと、かえって拡げてしまうので注意が必要です。 
―水拭きでも大丈夫ですか?
自宅なら水拭きで十分です。職場など人の出入りが多い場所なら、厚生労働省ホームページに掲載されている家庭用洗剤を利用した消毒方法を参考にしてください。
冬になると様々な感染症が流行しますが、予防方法は共通しています。活動の前と後にさっとひと拭き!これを生活習慣に加えて、感染予防対策を上手に継続しましょう。

第3回 コロナ禍の心の健康(11月号広報掲載記事)

大阪南医療センター
臨床心理室
心理療法士のみなさん

臨床心理室での心理療法士のみなさん

―お仕事の内容は?
臨床心理室では私たち心理療法士が、医師をはじめとした多職種と協力して様々な病気を抱える患者さんやご家族の心のケアを行っています。
現在(令和2年11月時点)、入院病棟では面会制限があり、寂しい思いをされている方もおられるので、安心して治療が受けられるようサポートが欠かせません。
―災害や感染症流行時は?
ストレスや不安を感じることは誰にでもあります。特に今年は日常生活に大きな変化があり、通常よりもストレスを強く感じたり、気持ちが落ち込んだり、恐怖や怒りで心がいっぱいになったり、気分の波が大きくなる方もおられます。
不安などの感情は身体の痛みと同じで、私たちに危険を教えてくれる信号のような役割を果たしています。このような大変な状況においては心の危険信号に気づきにくくなることもあります。身体と同様に心の健康にも目を向けてあげることが大切です。
―心の健康を保つ方法は?
できるだけ日常生活を維持することです。特に睡眠や起床のペースを保つことが大切です。感染予防対策を取りながら、「できないこと」より「できること」に目を向けて普段どおり過ごしましょう。
不安な時は、必要以上に情報を求めがちです。意識的にテレビやインターネットから離れて、散歩するなどの気分転換で、自分なりの不安への対処方法に気づくことができます。
―眠れない、不安が続く時はどうしたら?
まずは身近な方に相談してください。相談することで気持ちが整理されて不安が軽減することもあります。公的な相談窓口や心療内科などの医療機関を利用することも選択肢の一つです。
感染予防で人との関わりが減り、孤独や疎外感を抱く傾向が強くなっています。家族や近所、職場でお互いに意識して声をかけあい、心を支えあいましょう。
※相談先などの情報は下記を参照してください。

こころに関する相談

大阪南医療センター 協力動画 その1

大阪南医療センター 協力動画 その2