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富田林保健所に感染症対策の現状などを聞きました

印刷ページ表示 更新日:2020年5月18日更新
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感染症対策で重要な役割を担う富田林保健所

富田林保健所(永井仁美所長)に現状などを聞きました。※このインタビューは5月1日に行われたものです。

富田林保健所

南河内の感染状況は?

府内では感染者が最も少ない地域です。集団感染となったライブハウスなどへの出入りや、ヨーロッパなどからの帰国者が比較的少なかったからだと思われます。また、幸いにも院内感染や施設内感染が発生しておらず、病院や施設のみなさんが必死に頑張ってくれていることに心から感謝します。

永井所長
永井仁美所長

 

保健所にはどんな役割が?

現在、全国の保健所に新型コロナ受診相談センターが置かれ、相談や検査対応、入院調整、検体や患者の搬送、濃厚接触者の健康観察などにあたっています。当保健所では、感染症担当の5人を中心に府の他部署からも応援を受け、全職員50数人で総力を挙げて対応しています。

相談対応は?

4月中旬は1日150件を超えて電話が鳴りっぱなしでしたが、5月1日現在では40数件になっています。相談内容は不安を訴えるものから、発熱や咳があるといった症状に関すること、PCR検査(感染症の遺伝子検査)のことなど様々です。

誰でも検査できますか?

医師の診察の結果、感染が疑われた場合に、PCR検査を行います。検査結果がすべて陰性だった日は、執務室内に拍手が起こることも。南河内の医師会の積極的な協力のおかげで、5月から検査体制を強化しましたので、今後は検査数を増やし安心を広げていきたいと考えています。

検査イラスト

 

苦労していることは?

ワクチンもない状況で、患者と向き合う医療機関が大変苦労されています。保健所は携帯電話を交代で持ち帰るなど24時間体制なので、深夜に救急隊から電話がかかることもあります。救急車で2時間以上、搬送先が見つからなかった事例もあり、医療崩壊の一歩手前という危機感を持っています。

もっとも重要な課題は?

何より、医療が必要な方を適切な医療機関にスムーズにつなげることが最優先です。陽性が確認されたら、すぐに受け入れ可能な医療機関を探し、準備を整えて入院していただきます。次に陽性者の行動歴を詳しくお聞きし、状況や時間などを分析のうえで濃厚接触者を特定。電話などで連絡し、一定期間の健康観察を行います。

濃厚接触者への対応は?

観察期間中は外出を控えていただき、朝夕の体温と体調変化はないかなどを電話や専用アプリで確認しています。家族とも部屋を分けるなどして接触を避け、勤め先にも相談していただいて在宅勤務などをお願いしています。

写真はイメージです
上写真はイメージです。

 

私たちにできることは?

陽性者とその家族は大変つらい思いをされています。保健所や厚生労働省が適切に接触者の把握を進めていますので、個人を特定しようと聞いて回ったり、感染者を非難するような行為は慎んでください。誰もが感染する可能性があるということを忘れずに、配慮ある行動をお願いします。

また、すれ違い程度では感染しません。街の空気が汚染されているわけではありませんので、センセーショナルな報道に踊らされないように。過剰に恐れて自宅にこもってばかりにならず、散歩など、集団ではない一人でできる運動で生活リズムを整えてほしいと思います。

マスク姿
上写真はイメージです。

 

インタビューを終えて

永井所長は最後に、「あとひと頑張り、予防策の継続をお願いします」と言って話を締めくくりました。今回、最前線で戦う現場の声を聞き、不安はありますが、一人ひとりの冷静な行動が感染拡大を防ぐ鍵となることが分かりました。

富田林保健所

 

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