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令和2年歌会始のお題と詠進要領
宮内庁より、令和2年の歌会始のお題及び詠進歌の詠進要領が発表されました。
令和2年歌会始のお題
令和2年歌会始のお題は、「望」と定められました。
お題は「望(のぞみ)」ですが、歌に詠む場合は「望」の文字が詠み込まれていればよく、「希望」、「望郷」のような熟語にしても、また、「望む」のように訓読しても差し支えありません。
詠進歌の詠進要領
- 詠進歌は、お題を詠み込んだ自作の短歌で一人一首とし、未発表のものに限ります。
- 書式は、半紙(習字用の半紙)を横長に用い、右半分にお題と短歌、左半分に郵便番号、住所、電話番号、氏名(本名、ふりがなつき)、生年月日、性別及び職業(なるべく具体的に)を縦書きで書いてください。
- 無職の場合は、「無職」と書いてください(以前に職業に就いたことがある場合には、なるべく元の職業を書いてください。)。なお、主婦の場合は、単に「主婦」と書いても差し支えありません。
- 用紙は、半紙とし、記載事項はすべて毛筆で自書してください。ただし、海外から詠進する場合は、用紙は随意(但、半紙サイズ縦24センチ、横33センチの横長)とし、毛筆でなくても差し支えありません。
- 病気または身体障害のため毛筆にて自書することができない場合は下記によることができます。
(1)代筆(墨書)による。代筆の理由、代筆者の住所及び氏名を別紙に書いて詠進歌に添えてください。
(2)本人がワープロやパソコンなどを使用して印字する。
この場合、これらの機器を使用した理由を別紙に書いて詠進歌に添えてください。
(3)視覚障害の方は、点字で詠進しても差し支えありません。
詠進の期間
令和元年9月30日まで(当日消印有効)
郵便のあて先
「〒100-8111 宮内庁」とし、封筒に「詠進歌」と書き添えてください。
(詠進歌は、小さく折って封入して差し支えありません。)
お問い合わせ
お問い合わせは、直接、宮内庁式部職あてに、郵便番号、住所、氏名を書き、返信用切手をはった封筒を添えて、9月20日までに問い合わせてください。
詠進の注意事項など、くわしくは宮内庁ホームページをご参照ください。