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熱中症に注意しましょう

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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夏や日差しが厳しくなる時期に気をつけましょう!!

1.熱中症とは

高温環境下での体調不良や運動によって体内の温度が上昇し、正常な体温を維持できなくなってしまった状態を総称して熱中症といいます。熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病の4つに分けられ、屋外だけでなく屋内でも発症するといわれており、最悪の場合は死に至るケースもあります。

特に小さなお子さんや高齢者の場合は、クーラーのない暑い室内や車内に長時間いるだけでも熱中症になりますので、注意して下さい。

2.熱中症の分類と症状

(1)熱失神

長時間直射日光の下で動き回ることで起こります。発汗による脱水と末梢血管の拡張が起こり、それによって全身への循環血液量が減少し、血圧低下や脳への血流量が減少するため顔面が蒼白になり、脈拍が速くなり、呼吸も早くなって、めまいや失神が起こります。

(2)熱けいれん

炎天下や高温の屋内などでスポーツや作業をすることで起こります。大量の発汗により、体内から多くの塩分が失われた時に水のみの補給であると、血液中の塩分濃度がだんだん低下し、腕、足、腹部などに痛みを伴ったけいれんが起こります。

(3)熱疲労

高温多湿の環境下でスポーツや作業をすることで起こります。大量の発汗による脱水症状で、汗の蒸発による熱放散が不足するために体温が上昇し、疲労感、頭痛、めまい、吐き気などの症状が起こります。

(4)熱射病

高温の環境下で体温調節機能が破綻した状態(体温40度以上)で起こります。異常な体温の上昇と興奮、錯乱、痙攣、昏睡などの意識障害が特徴で、発汗の停止によって皮膚は乾燥し、手当が遅れるとショックに陥り、死亡することもあるので、一刻も早く救急車を呼び医療機関へ搬送することが必要です。

3.対処法

  • 風通しが良く、涼しい場所まで運び、衣類を緩め、水平位または上半身をやや高めに寝かせる。顔面が蒼白で脈が弱いときには、足を高くした体位にする。
  • 意識がしっかりしていて吐き気や嘔吐などが無ければ、冷たい水やスポーツ飲料を飲ませると共に塩分を摂らせる。
  • 体温が高いときには、水で全身を濡らして、うちわや扇風機などで風を送り体温を下げる。(氷嚢が準備できれば、首、脇の下、太ももの付け根などにあてると冷却の助けになります。)
  • 皮膚が冷たかったり、震えがあるときは、乾いたタオルなどで皮膚をマッサージする。
  • 意識がないときには、回復体位をとらせ、一刻も早く救急車を呼び医療機関へ搬送する。

※気温の高い日や湿度の高い日にスポーツや作業をする際は、早めの水分補給と十分な休憩を取り、無理をしないようにしましょう。

 寝不足や疲労の蓄積でも熱中症は起こりやすくなりますので、十分な睡眠時間と休息を取るようにしてください。


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