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河内長野市消防本部

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新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による心肺蘇生法について

印刷ページ表示 更新日:2020年8月23日更新
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1.基本的な考え方

○胸骨圧迫のみの場合も含め、心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況下においては、すべての心肺停止傷病者に感染の疑いがあるものとして対応すること。

○成人の心肺停止傷病者に対しては、人工呼吸は行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを行う。                 

○子どもの心肺停止傷病者に対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身に付けており、且つ、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も含めた心肺蘇生法を行う。

※子どもの心肺停止の原因は、窒息や溺水など呼吸障害を原因としたことが多く、人工呼吸の必要性が比較的高いため。

 

2.心肺蘇生法の具体的な手順

 新型コロナウイルス感染症の疑いがある傷病者への「救急蘇生法の指針2015(市民用)」における「一次救命処置」は、次のとおり行うこと。

○周囲の安全を確認する。

             ↓

○反応を確認(肩を叩きながら呼び掛けにて確認)

※傷病者の顔と救助者の顔が近付きすぎないよう注意する。

     意識の確認       

            ↓          

○反応がなければ助けを呼び、119番通報とAEDの手配

            ↓

○呼吸の確認(胸部と腹部の上下運動にて確認)

※傷病者の顔と救助者の顔が近付きすぎないよう注意する。

     呼吸の確認

            ↓

○胸骨圧迫を行う

 エアロゾルの飛散を防ぐため、胸骨圧迫をする前に、ハンカチやタオルなどを傷病者の鼻と口にかぶせること。なければマスクや衣服なども代用して可能な限り救助者の感染リスクを軽減することが重要である。

      マスク付る         胸骨圧迫

            ↓       

○胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせ

※成人に対しては、人工呼吸は行わず、胸骨圧迫のみを行うように変更。

※子どもに対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身に付けていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせる。その際、人工呼吸用の感染防護具があれば使用する。人工呼吸を行うことにためらいがある場合には、胸骨圧迫のみを続ける。

            ↓

○心肺蘇生の実施後の対応

 救急隊に引き継いだ後、早くに石鹸と流水で手や顔を十分に洗うこと。なお、傷病者にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れることなく廃棄するのが望ましい。

 

3.新型コロナウイルス感染症に対する心肺蘇生法のやり方については、一般財団法人日本救急医療財団心肺蘇生法委員会により作成されたものです。

 また、新型コロナウイルス感染症に対する心肺蘇生法については、新たな知見や感染の広がりの状況などによって変更になる場合があります。


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