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河内長野市の地名・町名の由来(三日市公民館)
令和6年9月13日(金曜日)河内長野市立図書館の鎌田和栄氏を講師に招き、35名の参加で実施しました。
地名は、まずは集落。集落は川に沿って道とともにできた。だからこそ、川の合流地である三日市や長野は大きな集落が形成されたことをお話しいただきました。
「長野」の「なが」という音には、水神の意味があり、長い土地ではなく、水神の地が語源である可能性もあり、地形由来の地名や弘法大師や他の伝説にまつわる地名など、市内のたくさんの地名・町名の由来を教えていただきました。
1町5村が合併した昭和29年の河内長野市誕生の際には、住民から新市の名称の公募を受け付け、「楠公市」「楠美市」「楠光市」など196の候補名のなか、もっとも多かった「河内長野市」に決定したことなど、市制70周年記念講座ならではのお話もあり、配布された資料を見ながら、メモをとる方も多く、地名の由来を知ることで、その土地への親しみや愛着がより深くなると感じました。
講座の最後には、河内長野市立図書館YouTube歴史講座の紹介もしていただきました。
参加者の感想(一部抜粋)
・とても楽しく聴かせていただきました。自分の住んでいる所の地名・歴史を知ることができてよかったです。
・市外からの移住者なので、歴史を知るのは土地を愛する一手段になります。
・今まで何気なく使っていた地名の由来がわかり、また、鎌田さんがわかりやすく、自信をもって説明されており、とてもよかった。
・知らない事ばかりで驚きました。千代田台町の名称を抽選で決めたのは、60年近く河内長野に住んでいて、初めて知りました。
・たくさんの文献をもとに、とてもわかりやすくお話しいただき、あっという間の1時間30分でした。次回を楽しみにしています。