男の料理教室&ミニ栄養講座 のページです。
場所 : 4階 食工房
主催 : 男女共同参画センター
出来上がった親子丼定食です。
講師の山田先生です。平成22年9月3日(金)10時30分〜午後1時、スーパー主夫 近畿高等看護専門学校非常勤講師 山田 亮氏、を招いて開催されました。
  本講座は、引き続き9月17日(金)にも行われる2回シリーズで開催される内の第1回目を取材しました。
 メインは親子丼づくりで、参加者12人のほとんどがはじめての料理にチャレンジします。
   
料理は、
 @わかめとキュウリの酢の物
 Aとろ〜りナメコの味噌汁
 B親子丼
@〜Bの順番に作りますが、その前にご飯を炊きます。
●ご飯の水加減は親子丼であるのでやや硬い目にする。
●ダシ汁のつくり方
 昆布とカツオ節でダシを取る
 鍋に水を適量と昆布を入れて、弱火で10分間ぐらい炊く。沸騰するとエグ味がでるので煮だつ前に昆布を取り出し、弱火でしばらく炊きカルキや昆布の臭みを発散させる。その後沸騰させた中へカツオ節を入れて、すぐにボールを受けた網かごでカツオ節を取り出す(カツオ節を入れて取り出すのは時間との勝負で手早くする)。しかし、味の素のダシの素を使うとこの手間が省ける。
          

講師からダシの取り方を教わります

わかめとキュウリの酢の物をつくっています
ミニ栄養講座
 飽食の日本ではダイエットや肥満の問題もあって、粗食が体によいとの思いこみから栄養失調となる高齢者が増えています。肉や卵を食べないのでタンパク質や脂質摂取量が少ないことはかえって問題です。栄養はバランスよく取り、取り過ぎや取りなさ過ぎは体に良くありません。1日に10品目以上を目安にいろいろな食品を取ることが大切です。
 本講座は2回シリーズであるので、次回までに、参加者へ10日間の摂取チェック表で毎日の摂取品目を記入する宿題が出されました。
 
レシピ
@わかめときゅうりの酢の物(一人前)
 乾燥わかめ(2グラム)
 きゅうり (1/2本)
 酢    (小さじ2)
 醤油   (小さじ2)
 砂糖   (こさじ1)
 塩    (少々)  
 @乾燥わかめを水に入れて戻すAわかめが戻るまでに、キュウリの皮を縦にピーラーで剥くBキュウリを1ミリ厚さの薄切りにするC刻んだキュウリをボールで塩をかけて軽くもむDしんなりしたら水洗いをして水気を絞るE戻ったわかめの水気を絞るFボールにわかめを加えて、酢と醤油をサッと混ぜ合わせる→食べる前まで冷蔵庫で冷やす。

講師からナメコの味噌汁の作り方を教わっています

親子丼をつくっています
Aとろ〜りナメコの味噌汁
 絹ごし豆腐   (1/4)
 ナメコ     (50グラム)
 白ネギ     (4センチ)
 味噌      (10グラム)
 @ダシ汁を茶碗で1.2杯分測って入れる(蒸発分込み)A沸くまでの間、ネギを斜め切りし、ナメコを軽く水洗いするB沸いたらナメコと豆腐を切り入れ、ひと煮立ちさすC煮えたら火を切り、味噌を溶きながら入れ、ネギを入れるD再び火を入れ、沸く直前のプクッがでる前に火を止める。
 味噌の量は種類や銘柄によるので、舌を頼りに味をみながら少しずつ加えます。 
B卵トロッの親子丼
  鳥もも肉  (70グラム)         卵    (2個)    
  たまねぎ   (1/4個)          にんじん  (4センチ)  
  三つ葉  (少し、葉っぱ2つくらい)  だし汁   (200cc)
  醤油     (大さじ1/2)        みりん   (大さじ1/2)
@鶏肉はそぎ切りにします(手前に引くように包丁で切ります。そうすると表面積が大きくなって短時間で均等に火が通り、味の含みが良くなります)Aたまねぎは上下を先に切り落としてから皮を剥きます。縦半分に切ります。繊維に沿って包丁で切ります。Bにんじんを千切りにします。C鍋にダシ汁200cc、醤油(大さじ1/2)、みりん(大さじ1/2)を入れて中火で煮立てますDたまねぎとにんじんを加えますEこの間に卵を軽く溶きます(白身の塊をを切る感じで、かき混ぜすぎるとフワッと仕上がりません)Fタマネギがしんなりとしてきたら、鶏肉を加えますG鶏肉に火がとおったら(切り角が丸くなります)、Hこの間に、丼にご飯を盛りますIGが煮だったら、溶いた卵を流し入れますJ卵のかたまり具合を見て、ご飯の上へかけます。K三つ葉を盛りつけます。  
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