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愛・いのち・平和展
当時の食物試食コーナー
すいとんと赤猫もち(小麦もち)の試食体験ができるコーナーです。今の飽食時代では考えられない質素な食事です。今風に言うとヘルシーな食事ですが、そんな格好の良いものではありませんでした。ギンシャリの御飯がいつの時代になったら腹一杯に食べられるようになるのか?
 赤猫もちとは?
河内長野市をはじめとした南河内地方では、田植えが終わり農作業が一段落ついた半夏生(今年は7月2日)に、もち米に小麦(5:1の割合)を入れて、水に一昼夜浸けた後にセイロで蒸し臼と杵で搗いた赤猫もちを、砂糖をまぶしたきな粉で、あえて食べました(4階食工房)。

臼と杵を使って搗くのでなく、今風の餅つき器(もちこね器)で搗く赤猫もち
お椀につがれるすいとん、素朴な風味で来訪者には案外人気があるようです。
今風に味付けされたすいとんと赤猫もち
試食席が来訪者でいっぱいで賑わい、楽しい体験コーナー

愛・いのち・平和展のはじめに戻ります。