文化財保護講座
国ざかいの村  天見
                                                                      場所:  3階 大会議室
                                                                      主催:  河内長野市教育委員会 社会教育課
  11月3日(土・祝)〜11月11日(日)に「ぐるっとまちじゅう博物館2007」が開催されました。今年度は天見地区・流谷地区の文化財が特別公開されました。
 特別公開にちなんで、高野街道が地域の生活と強く結びついていた中世を中心に、天見地区の歴史や天見地区に伝わる民俗・風習などが紹介されました。
平成19年10月19日(金)14:00〜15:30   講師:大阪府立泉陽高校 教諭 堀内和明 

    演題「天見・流谷地域の中世を探る
 天見・流谷地域は、平安時代中期に成立した石清水八幡宮甲斐庄の山郷に属します。
 石清水八幡宮から勧請された流谷八幡宮を中心に、この地域の歴史は始まり、高野参詣の隆盛とともに流通・交通の要衝「天見宿」として発展した。南北朝から戦国期にかけては、しばしば戦乱の渦に巻き込まれました。時代の荒波を乗り越えて、現代につながる天見・流谷地域の歴史の原点を探りました。
平成19年10月26日(金)14:00〜15:30  講師:河内長野市文化財保護審議会
                                                            会長 原 泰根

   演題「天見の民俗を語る
 天見・流谷地域は、長い歴史と自然環境により地域独特の風習がありました。しかし、現在のような生活環境の変化により、多くの習慣が変化したり失われたりしています。
 今回は、そのような生業や人の一生にかかわる風習・信仰などを通して、現在残されているものや過去に調査して明らかになっている資料から、生き生きとした地域の人たちの長い暮らしの歴史を見つめなおしました。
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