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取材後記

第6回ボランティア・市民活動フェスティバルを取材して

1.iso記
 今回、初参加でしたが、朝から一日中雨の為なのか来訪者が少なかったと感じました。各ブースは、よく工夫されていましたが、全体的に来訪者が少なかった為、手持ち無沙汰で寂しく、宣伝不足を感じました。あまり周知されていなかったのではないでしょうか!『会場へ行くと、このような催し物があって楽しいですよ!』というような付加価値的な工夫があればもっと良かったと思いました。
2.matu記
 催し全体の感想と反省についてですが、会場設営は、色々工夫されていましたが、ブース毎に各ボランティアの特色が出し切れていないと思いました。特に大会議室のパネルの配置は、出展ボランティア委員でもっと打ち合わせを行い、効果のある通路づくり、魅力あるパネルを見せる工夫があった方が良かったと思いました。

 観客とその動員方策についてですが、肌寒い雨天にも拘わらず、正午頃には各ブースともに多数の来客で賑わいました。各ブースで、熱心に質問されていましたが、残念なのはフェスティバルの参加団体の家族が大部分で一般来客が数少ないことでした。今後の集客方法として、交通を便利にすること、例えば、河内長野駅前からモックルバスの運転などを考えてはいかがでしょうか? また、市職員の参加についてですが、休日の行事なので、あくまでも自主参加になりますが、家族共々、気楽に見学に来ていただき、ボランティア活動の理解を深めて頂きたいと思いました。
3.実子記
 今回は、私たちの団体が展示コーナーへの出展を兼ねての取材でした。フェスティバルへの役割分担もあり、十分な取材活動が出来なかったのが残念でした。しかし、主催側と取材側の両者の立場で、これまでと異なった取材後記を書くことになりました。

 午前中の受付業務をしながら来場者数を数えていると、悪天候にもかかわらず、まあまあの来場者数であったと思われました(後日、主催者へ問い合わせたところ約2600人もの来場者があったとのことでした)。一応、成功といえると思います。

 今回のフェスティバルへの参加団体が前回に比較して少ないように感じられました。市民の皆さんに、直接、団体の活動内容をアピールする折角の機会を失するのは残念であり、一考を要するのではないでしょうか。また、新たな参加団体を掘り起こす余地がまだあるのではないでしょうか。

 年間の取材を通じて感じたことは、生涯学習見本市とボランティア・市民活動フェスティバルの二つのイベントは、内容的に、良く似かよったところがあり、市民の皆さんには、その違いが、判りにくいのではないでしょうか。それぞれの違いとか、独自性とか、棲み分けなどを考える時期に来ているのではないでしょうか。

 本フェスティバルは市役所との共催とのことですが、行政側の来場者がどれぐらいあったのかは不明ですが、行政と市民との協働?共働?の社会を形成することを志向するなら、せめて、行政の上層部の来場が期待されるところです。助役さんや幾人かの市議会議員のかたが来場されていましたが、この方々の行動を称えたいところです。
 
4.kita記
 全体の感想ですが、朝から、雨が降るという天候にもかかわらず、大勢のかたの参加があったようですが、実質は、このフェスティバルの参加団体の関連者であったのは、少し残念であると共に、来年度への課題であると思います。一般家庭の我が家には、市の広報で、案内があったが、それ以外には、市内のどこにいてもフェスティバルのことを目にする機会は皆無でした。せめて、周辺の駅近くに、幟でも立てて、もっと周知徹底する努力が必要なのではないでしょうか。ひとつのお祭りとして、それ位の努力はしても良かったと思いました。

 また、会場設営は、ボランティア団体からの代表者が実施していたが、殆どが、60歳以上の人たちであり、幸いにも怪我などがなくてよかったが、少し考えさせられた。このことは、ボランティア活動に参加している人の中に、若い人が少ないということも影響しているが、市の職員の応援が少なかったようにも感じました。もう少し多くのかたに参加していただければと思います。

 二、三のブースで感じたことを述べます。
まず、「観光ボランティア倶楽部」についてですが、河内長野には、多くの史跡があり、四季折々の風情も素晴らしいものが多数あります。これらを是非、多くの方に楽しんで頂こうと発足した観光ボランティア倶楽部の展示に惹かれて、取材しました。現在、案内準備のできているのが、天野山金剛寺、延命寺、観心寺、高野街道の4つがあるとのこと。これから春にかけては、観心寺の梅、桜が見頃であるとのことでした。また、秋になると、延命寺の紅葉も素晴らしいとのことでした。近くに住んでいてもなかなか、これらの場所に行くことは少ないと思います。河内長野を観光の町として、全国にアピールしていくことが、河内長野の発展にもつながると思います。先ずは、市民自らが、これらの名所を散策し、自分の目で見た良い所を広く、知人に紹介していくことから始めまるようにしたいと思います。

 次に、「危機管理と災害ボランティア」についてですが、阪神大震災から、十一年が経ち、ひとつの区切りであるというような報道もあったが、地震災害は、何時起こってもおかしくないと言われています。災害に備えて、日頃から準備するということが大切であるとはわかっていても、しばらく、何の兆候もないと、忘れがちになるのは、仕方がないことなのかも知れません。せめて、今回の展示を契機にして頂き、市役所には、危機管理室という所があり、防災ハンドブックという冊子が作られていること、万が一、災害が発生したら、災害ボランティアとして、活動する仕組みがあることは、知っておいて頂きたいと思います。せめて、近くの避難場所、家族の安否の確認方法(NTTの災害伝言ダイヤル171の利用)は、決めておくようにしましょう。それと、万一、地震が発生したら、直ぐに、安全な場所に避難し、揺れがおさまったら、火事を絶対に出さないように、火の元を切るということを頭の中に入れておくとよいと思います。

 最後は、
「河内長野市環境を守る市民ネットワーク」についてですが、産廃残土について展示されていたが、長い年月の間に、表面上は、元々、山があったかのように、緑に覆われている様子を見ると、なんだか恐ろしいことが将来起こるのではないかという危具を憶えた。特に、小学校の三方が、残土の山で囲まれている様子は、一体、何を考えて許可し、廃棄したのかと、憤りさえ覚えた。表向きは、一見、自然の山に見えるが、裏へまわると何があるのかと思うような不思議な白いものが見えていたりしていました。将来への影響がないことを祈ります。
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