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取材後記


男女共同参画社会の実現をめざして、どうしていくかというテーマの各種発表、講演会という内容であった。講演会の方に顔を出したが、まず、「あごら」とは、ギリシャ語で「広場」を意味するとのことを知った。男女共同参画社会の実現に向けて、ワイワイ言いながら、どうすればよいかを語り合う広場にしましょうということなのかなと思った。ただ、元々、男社会であった職場に、女性がどんどん参画してきていた職場に勤めていた者にとっては、何故、今更、そんなことで騒ぐのかとも思った。まだまだ、不平等な職場とか、男社会を主張する男性の意識が高い職場もあるのかと改めて、意識させられた。永田萠さんの絵本では、神戸の震災のことが取り上げられており、絵本としての表現の難しさなどのご苦労談を聞くと、伝えることの大変さが何となく理解できるような気がした。ホームページ作成ボランティア(kitasun)。   

率直に言って、ワイワイあごらはよく判らないイベントであった。講演の演題の趣旨はまだしも、他の分科会の趣旨はいまいち判りにくい。絵本に見る家族と子ども、人形劇・動物クイズなどは悪者探しという感を免れないだろう。エンディング・ノートの展示コーナーで衣装(ドレス)は女性のものばかり。男女共同参画のイベントなのに女性のためのイベントと言う感もあり、そのためかどうかは不明であるが男性の参加が非常に少なかった。筆者も取材でなければ、参加しなかったであろう。男性が参加しやすいイベント内容にする配慮が必要ではないだろうか。主催者側はそれなりの努力をされたのであろうが、絶対的に参加者が少なかった。
 このように参加者が少ない原因は、男女共同参画のイベントが限られた年齢層に偏りすぎなのか、PR不足なのか、企画が乏しいなのか等々を検討する必要があろう。また、1階にイベントの案内人を配置し、図書館に来館した市民を呼び込むなどの工夫が必要ではなかろうか。辛口の取材後記になったが、今後のイベント企画の参考にしてもらえれば幸甚であります。繰り返しになりますが、ワイワイあごらは文化性をも否定するような印象を受け、タイトル・ページをつくるのに苦労しました。ホームページ作成ボランティア(実子)