取材後記

  
  重たいテーマのイベントでありますが、主催者の1つである「かわちながの市民会議」の皆さんの篤い思いが感じられました。環境問題は重要なテーマで市民の関心度が高いわりには、会場までなかなか足を運んでもらえにくいと言うことがあります。これが主催者泣かせでありましょう。しかし、継続することが大切で、継続こそがパワーなりと言うことでありますので、めげないで続けてほしいものです。

  人集めで、我々で何かお役に立てないか考えてみました。企画立案の段階で会場の設定などのレイアウトが具体的に決まった時点で、キックスのホームページ(以下、HP)でのPRができるでしょう(生涯学習推進室の事前了解が必要であるが)。また、携帯電話を通じたPRもあるでしょう。さらに、「かわちながの市民会議」のHPでのPRもあるでしょう(もしHPがなければ、我々がHP作成のお手伝いをいたします)。一方、自然環境をフィールドとするボランティアグループとの連携などは如何でしょう。他方、イベント案内(受付)は1階の玄関あたりに設け、図書館などに来場した市民を呼び込む工夫がなかろうか。

 環境問題はわれわれ一人一人が取組まなければならない問題であるが、行政がすること、企業がすること、家庭がすることがそれぞれ異なると思われます。それぞれの実行計画書を作成し実施する必要があろう。また、あれもこれもといろいろやるとピントがぼやけてしまうおそれがあります。一つ一つコツコツと着実に実行することが大切だと思います。その上で、一定の期間をおいて定期的にその効果を検証することが必要だと考えられます。
   基本的には、緑を増やすことであろう。地球上で植物は唯一の生産性のある生物です。この上にたって、すべてのものの食物連鎖が成り立っています。炭酸ガスの排出の抑制、温暖化抑制(遮熱効果)、水質保全等々でも頑張ってくれます。

 河内長野市は、まだ緑が沢山あって大丈夫だと言う人もいますが、山に囲まれた町ゆえであります。しかし、市街地を見ると緑が少ないではありませんか。さらに山を削っての宅地化を邁進しています。また、公共施設での敷地内の緑化率が低いではありませんか。まだまだ環境問題に危機感を抱いた取組が官民とも希薄だと思われます。問題点をあげると枚挙がありません。

  ところでわれわれのライフスタイルを変えていこうではありませんか。子々孫々の代まで地球を大切にするためにむだ使いをやめて、謙虚に質素に生活していこうではありませんか。そうすることが環境問題・地球温暖化対策に通じることになると思います(実子)。


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