観心寺縁起資財帳は、平安時代(883年)に作成された文書です。今から1000年以上前に紙にかかれた文書が現代までのこっていることは、大変に珍しく国宝に指定されています。書かれている内容は大きく分けて2つあります。まず1つ目は、観心寺がなぜどのように造られたのかということが書かれています。それによると、825年(天長2)に実恵(じちえ)というお坊さんがお寺を建て、869年(貞観11)に定額寺(朝廷から一定の保護を受けた寺のこと)となったことが書かれています。2つ目は当時、観心寺が持っていた財産について書かれています。
これによると、当時の観心寺には如法堂、講堂などたくさんの建物があり、講堂には現在本尊となっている国宝の如意輪観音像が安置されていました。
観心寺縁起も平安時代後期に作成された文書で、重要文化財に指定されています。観心寺の由来について書かれています。
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わがまち文化財探訪 平成21年11月号