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「楠公さん」に関する取り組み

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湖南市(滋賀県)

印刷ページ表示 更新日:2020年12月28日更新
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妙感寺

みょうかんじ1   みょうかんじ2

妙感寺の祖である藤原藤房(授翁宗弼・微妙大師)は鎌倉時代後期の貴族であり、後醍醐天皇の側近として建武新政に出仕し、ともに後醍醐天皇に仕えた楠木正成や新田義貞と並び建武の三忠臣と讃えられている。
後醍醐天皇の元を辞すると、出家し、臨済宗妙心寺を開山した無相大師の元で授翁宗弼として師事したとされる。無相大師から妙心寺を承継した後、晩年には現在の滋賀県湖南市三雲において、妙感寺を開山し、この地で入滅したとの伝承がある。1927年(昭和2年)に昭和天皇により微妙大師の大師号を下賜された。
楠木正成との関連を思わせる正成と藤房の対面の様子を描写した図や、市指定文化財の木造千手観音菩薩坐像、木造微妙像などを蔵するほか、観音堂は国の登録有形文化財に指定されている。

※「楠公さん」ゆかりの地の紹介ページです。文化財に関する詳しい説明は省略していますのでご了承ください。