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学位授与式 特別講演会 第一部「河内長野市のまちづくり~過去・現在・未来~ 第ニ部「真田幸村公 九度山脱出、いざ大阪城へ!~六文銭は、キックス前を通った~
「学位授与式・特別講演会」が開催されました!
くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2017年11月28日 10時00分 くろまろ塾くろまろ塾運営ボランティア
皆さん、こんにちは。くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
11月21日(火曜日)、平成29年度のくろまろ塾学位授与式および特別講演会が開催されました。
■学位授与式
本年で河内長野市民大学「くろまろ塾」も開講して6年目になりました。ご存知のように1万1千名にのぼる塾生が学ぶなか、既に83名という多くの市民の方々が学位を取得されています。今回、「市民博士」「市民修士」「市民学士」それぞれの学位授与されたのは以下の方々(敬称略)です。学位を授与された皆さん、おめでとうございます。くろまろ塾で学ばれたことを活用され、一層ご活躍されることをお祈り致します。
・市民博士(600単位取得):北之橋貴美枝、柿本義徳、西田美恵子、塩田洋三
・市民修士(400単位取得):横山豊、中村詔次、杉村昭、蜂谷陽一
・市民学士(200単位取得):井上浩、築島肖吉、橋本安敏、篠木二郎、竹原ますみ、東野和夫、篠崎康史
■特別講演会 第一部「河内長野市のまちづくり~過去・現在・未来~」(河内長野市 島田智明市長)
河内長野で生まれ育った島田市長から、河内長野市のまちづくりについて、過去・現在・未来に分けて展望と共にお話を伺いました。過去のパートでは、戦後の河内長野駅周辺やニュータウン造成の先駆けとなった北青葉台の宅地に第一号となった一戸建てがぽつりと建った時の写真などが紹介され、懐かしい気分になりました。現在の河内長野市は森林が多く野外活動やハイキングなど自然を楽しめる奥座敷のイメージを想起する「奥河内」と言う新しいフレーズで売り出しています。犯罪発生率が低く安全で、文化の面でも全国15位の国宝・重要文化財などの文化財を保有、さらにはおいしい空気と水に恵まれています。一方で少子高齢化の進む河内長野市は財政状況が厳しい状況ですが、意外にも後期高齢者の比率はまだ高くありません。ただし、十年後にはかなり高くなりそうだとの事です。特徴は、「元気な学習意欲の高い高齢者が多い」ことです。未来の子ども達に残せるまちづくりとして、自然とふれあいながら屋外型英語村で英語シャワーを浴びることができる「奥河内英語村」の構想を説明して頂きました。道路についても、高速道路の実現をあきらめず、身近なところでは堺アクセス道路の整備に取り組んでいることなど、熱のこもったお話を伺うことができました。
市民からの質問に答える島田市長
■特別講演会 第ニ部「真田幸村公 九度山脱出、いざ大阪城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」(講談師 旭堂南湖さん)
講談師「旭堂南湖」さんによる、「真田幸村公 九度山脱出、いざ大坂城へ!~六文銭は、キックス前を通った~」と題して講談を聴かせていただきました。九度山に引きこもっていた真田幸村が、どのようにして大坂城の秀頼公からの密使と会えたのか、そして厳しい監視の目をかいくぐりながら河内長野のキックス前を通って大坂城にはせ参じたのかを、講談ならではのテンポ良く、ユーモアたっぷりの語り口で演じられました。何でも、「その道中の河内長野の道端に追手の兜が落ちていたのを幸村が蹴とばした」これがこの会館キックスの呼び名になったらしい?とのこと(笑)。くれぐれも、他で云わんようにしてくださいね。(^_-)-☆