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千代田公民館図書室だより

開室時間 午前9時30分~午後5時(休室は公民館休館日に準じます)

絵本から小説・趣味の本などいろいろな本を取り揃えております。

本の予約・リクエストもできます。お気軽にご来室下さい。

平成26年4月1日より、図書室は土足利用になりました。

 

 

7月号・8月号掲載  平成30年8月25日更新

 

図書室休室のお知らせ

図書館システムの更新と蔵書点検を行います。そのため、下記の日程で休室を予定しておりますので、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

  休室期間:10月1日(月曜日)~10月15日(月曜日)

  *本の検索・予約もできません。ご注意ください。

 

 

 

 

ちいちゃんの『本☆ホン♪えほん』

“ちいちゃん” が絵本を中心に、いろいろな読み物を紹介するコーナーです。

みなさん、毎回楽しみにお待ちください!

それでは、“ちいちゃん”の登場です。

 

ちいちゃん読書

8月号

8月に入って、そろそろ夏休みの宿題が心配になってきた人もいる頃でしょうか。

今月はちょっと変わった図鑑絵本を紹介します。自由研究のヒントになるかもしれませんよ。

 

1.『イヤムシずかん』 盛口満 文と絵(ハッピーオウル社) 2014年5月12日

嫌われ者の虫ばかりを集めて紹介する科学絵本です。

虫好きと虫嫌い双方の意見をくみ取りつつ、イヤムシ(嫌いな虫はイヤな虫)の魅力を伝える手法は、誰もが嫌いな虫は実は人気者なのではないか、との逆転の発想から生まれたもの。クイズ形式の紹介の仕方も飽きさせない工夫です。また、虫は精密に、その他はマンガチックに描かれたメリハリのある絵にも好感が持てます。

この本を読めば、虫好きはもっと虫好きに、虫嫌いはより熱く嫌いな理由を語れるようになるかもしれませんよ。

(小学校2、3年生くらい~)

 

イヤムシずかん

2.『えほん図鑑へんてこ! みずのぜつめつどうぶつ』 はたこうしろう(アリス館) 2017年8月10日

水族館に行ったところが、太古の海に迷い込み・・・。

古生代から新生代まで、太古に絶滅した海洋生物を軟体動物、脱皮動物、硬骨魚類・・・など種類ごとに紹介する絵本です。男の子がアンモナイトやリードシクティスなどの古代生物に乗りつつ海を回遊してたくさんの絶滅動物に出会うという設定で全体がまとめられています。 よくわからない点も多い古代生物なので、マンガチックな絵がかえって想像を膨らませるようです。また、解説が簡潔でわかりやすいのも魅力。

絶滅生物の入門書として親子で楽しめる一冊です。シリーズ本の『りくのぜつめつどうぶつ』もあわせてどうぞ。

(小学校3、4年生くらい~)

 

えほん図鑑へんてこ!みずのぜつめつどうぶつ

7月号

今年はことのほか暑い夏ですね。そんな夏に水遊びの絵本をご紹介! 読めば水遊びしたくなること間違い無しの2冊です。

 

1.『じゃぐちをあけると』 しんぐうすすむ さく(福音館書店) 2009年6月10日

 「じゃぐちを あけると みずが でる」

日常のありふれた行為がこれほど楽しいものだったのか、と思わせる絵本です。

じゃぐちを見上げたり、正面から見据えたり、水が変化し始めると画面からじゃぐちが消えたり・・・あくまで幼児の目線で描かれています。クレパスで描かれた字も柔らかで温かみがあり、親しみやすい印象です。

シンプルな絵と言葉がダイレクトに伝わる一冊です。

(2、3歳くらい~)

 

じゃぐちをあけると

2.『みずまき』 木葉井悦子(講談社) 1994年6月24日

大胆なタッチの絵と太く大きな黒い字で書かれたタイトルの表紙が目をひく絵本です。

ムンムンするような夏の雰囲気が色鮮やかに迫力のある絵で表現された庭、そこへ元気な女の子が登場します。

 「にわのみなさん おきてください。 あめだぞ あめだぞ。」

ホースから勢いよく出た水は女の子の生命力を表し、庭の生き物たちに生気を与えます。「たぴ たぴ」「きゅる きゅる」「しゃく しゃく」など特徴的なオノマトペが楽しさと躍動感を加えます。女の子の奔放な感じも子どもらしく、ラストは読者も満足感を共有できるでしょう。

茶色の見返しが水まきの後、水色の裏見返しに変わる心遣いも素敵な絵本です。

(4、5歳くらい~)

6月号

今年もじめじめした梅雨がやってきました。今月は、そのうっとうしさを吹き飛ばすような素敵な〈かさ〉の絵本2冊を紹介します。

 

1.『ヨンイのビニールがさ』 ユン・ドンジェ 作 キム・ジェホン 絵 ピョン・キジャ訳(岩崎書店) 2006年5月30日

 月曜日の朝、ヨンイは学校へ行く途中、雨に濡れながら塀にもたれて眠っている物乞いのおじいさんを見つけました。ヨンイはためらいつつ粗末な自分のビニール傘をさしかけて・・・。

 人々の暮らしがまだそれほど豊かではなかった1980年代の韓国を舞台にした絵本です。

ヨンイのビニール傘はいかにも安物で破れもあり、彼女自身もさほど豊かではない暮らしをしているだろうことを思わせます。それゆえに、老人の痛みを自分のものとして感じることができたのでしょう。老人の横に置かれた空き缶と同じ空き缶がヨンイの家の窓辺にも置かれています。ヨンイと老人の心根・・他者への思いやりや正直さ・・が同じであることの象徴かもしれません。

 暗く重い色調の雨の情景の中、ヨンイの黄色い服と緑のビニール傘が際立ち、ヨンイの勇気と優しさを強く印象づける秀作です。

                           (小学校5、6年生くらい~)

ヨンイのビニールがさ

2.『かさどろぼう』 シビル・ウェッタシンハ 作・絵 いのくまようこ 訳(徳間書店) 2007年5月31日

 ある日、キリ・ママおじさんは「なんてきれいで便利なものだろう」と町でかさを買いました。キリ・ママおじさんの住む村の人達はかさを見たことがなかったのです。ところが、村に帰って店でコーヒーを飲んでいるうちにかさを盗まれてしまいました。その後もかさを買って帰るたびに盗まれてしまったキリ・ママおじさんは一計を案じて・・・。

 スリランカを代表する絵本作家による作品です。土の香りがするような素朴なタッチの絵が人々の暮らしを豊かに描きます。伸びやかな線はおおらかな国民性をも表現するようです。また、ユーモアたっぷりのストーリー展開も魅力です。

 かさどろぼうは誰だと思いますか? キリ・ママおじさんも読者も、そしてどろぼうまでうれしくなってしまうようなラストをどうぞお楽しみに。

                           (小学校2、3年生くらい~)

5月号

ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか? 遊び疲れたら絵本でちょっと一休み・・・。今月は〈おつかい〉をテーマにした絵本をお届けします。

 

1.『ちょっとまって』 岸田今日子 さく 佐野洋子 え(福音館書店) 1998年5月20日

 ある春の朝、こねずみのシムくんは母さんにおつかいを頼まれました。途中で忘れないようにオレンジ色のリボンも首に結んでくれました。道々タンポポやリスやキツネ、カメにも伝言を頼まれ、その度に色とりどりのリボンがシムくんに結ばれて・・・。

 作者が自身の娘まゆさんに語っていたお話を絵本化した作品です。優しい語り口の文章とほのぼのとした色鉛筆画が温かな親子の時間を想像させます。

 おたんじょうびのお(オレンジ)、ミミズのみ(みどり)、まいごのま(まっか)、チョコレートのち(ちゃいろ)、むずむずのむ(むらさき)は言葉遊びと同時にクイズのような色合いで読者を楽しませてくれます。

 それにしても、シムくんが通ってきた道を眺めただけで全部わかってしまうまゆさんはスーパーガール! どんな風に成長したのか、ファンならずとも気になるところです。

                               (4、5歳くらい~)

ちょっとまって

2.『よじはん よじはん』 ユン ソクチュン ぶん イ ヨンギョン え かみやにじ やく(福音館書店) 2007年5月25日

 まだ時計が珍しかった頃、小さな女の子がお母さんに隣の店に行って時間を聞いてきてと頼まれました。「よじはん」と教えてもらったので、女の子は「よじはん よじはん」と唱えながら歩いて行くと・・・。

 植民地時代に書かれた詩を絵本化したものです。女の子は隣の家からの帰り道、水を飲んでいるにわとりや、ありの行列、トンボなど興味をもった方向へ次々と寄り道してしまいます。1960年代を設定して描かれた絵は温かく味わいがあり、それでいて女の子が気をひかれる方向へ読者も誘って次の頁をめくらせる力強さを持っています。

 ぜひ、親子で会話しながら絵を楽しんでください。短い文の行間を絵がたっぷり満たしてくれることでしょう。

                               (5、6歳くらい~)

よじはんよじはん

 

 さ~て、次回はどんな“ほん”に出会えるか、期待してくださいね、バイバイ!

4月号

お花見シーズン到来! 今年は桜の開花が早く、ウキウキ気分も早々にやってきた感じです。 4月は春の訪れを感じさせる果物、いちごの絵本を紹介します。

1.『くまとりすのおやつ』 きしだえりこ ぶん ほりうちせいいち もみこ え(福音館書店) 2008年2月20日

 

 きいちごがたくさんなっているのを見つけたくまとりすは急いで出かけます。りすは小さなリュックに1つだけ、くまは大きなかごにたくさんつみました。そして・・・。

 リズミカルで簡潔な文が心地よい赤ちゃん絵本です。1967年に色の絵本シリーズ(赤の絵本)として出版され、近年になって再版されました。ほりうちもみこさんは当時2歳だった堀内誠一氏の娘さんです。一緒に紙をちぎりながら制作したのでしょう。赤・黒・茶・緑の4色のみを使ったちぎり絵は輪郭線が柔らかで、幼い子らの絵本にぴったり。食べる幸せ、友達といる幸せを感じる絵本です。

                               (1、2歳くらい~)

くまとりすのおやつの表紙画像

2『いちご』 新宮晋(文化出版局) 1975年5月.10日

 

 自然エネルギーで動く立体造形の芸術家として国際的に知られた新宮晋氏の絵本デビュー作です。

 風・雨・太陽に育まれたいちごを宇宙の中に生きる一つの生命体と捉え、同時にいちご自身も内なる宇宙を抱えて息づいているとする本作のテーマは、造形作家としてのテーマと重なります。いちごの生命力、宇宙の生命力を感じる一冊です。

 表紙の視覚的インパクトは大きく、読者に「読め!」と迫ってくるよう。5ヶ国語で書かれた文も特徴的です。これを読めば、何気なく食べているいちごのイメージが覆されるかもしれませんよ。

                           (小学校5、6年生くらい~)

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図書室ぐる~りご紹介

 千代田公民館図書室には、2014年3月31日現在で、概ね一般書が約4700冊、児童書約4000冊(漫画を含む)を揃えております。

 図書室内を写真でご紹介いたします。みなさんのご利用をお待ちしています。

 

日本の小説・外国の小説コーナー

日本・外国小説コーナー

低学年・高学年のよみものコーナー

低・高学年コーナー

外国児童書・ヤング本・くらし実用本コーナー

くらし実用本他コーナー

にほんの絵本コーナー

にほんの絵本コーナー

乳幼児コーナー

乳幼児コーナー

話題本コーナー

話題本コーナー

読書コーナー

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河内長野市立千代田公民館
電話:0721-55-1125

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